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曹洞宗
お宗旨・寺紹介
-お宗旨-
名称:曹洞宗(禅宗)
伝統:釈迦牟尼仏より代々の祖師がたが受け継いでこられた仏法である。
日本開宗:770年余り前、高祖道元禅師さまが我国に開創され、
四代目の太祖瑩山禅師さまが盛大にされた。
このお二方は、宗門の父母にも当るので、両祖大師さまと申し上げる。
本山:福井の永平寺(高祖道元禅師さま開創)
鶴見の總持寺(太祖瑩山禅師さま開創)
本尊:釈迦牟尼仏をご本尊と仰ぐ。
-寺紹介-
・東光寺歴史
寺伝には、「大同年間(806~809年)、奈良興福寺の僧徳一この地に一字を建立す」とある。
大永元年(1521年)になって、上遠寺第三世揚室宗播大和尚が開山し、現在に及んでいる。
本尊として安置されている仏像は、釈迦牟尼仏(30センチ)、江戸中期のものであろうとされている。
脇侍として、普賢・文殊両菩薩を従えている釈迦三尊像である。
東光寺の裏山には遠野城(八潮見城)があり、上遠野は、江戸時代末期天領であった為、
歴代の代官の墓地はすべて当寺にある。
また、境内入口に二体の銀杏の御神木があり(樹齢200年)、「銀杏寺」と愛称され、
遠野町の人々に親しまれている。
・寺宝
寺宝として維持されている主なものに、隠元禅師(*1)御真筆九行書一幅(江戸時代1650年前後)。
阿弥陀三尊と三十三観音曼荼羅・文化二年(1805年)下野佐野・織師赤見吉衛門作の絹織の掛軸一幅等が蔵されている。
(*1)
隠元禅師は、承応三年(1654年)に来朝し、黄檗宗(禅宗)を伝え宇治に万福寺を創建し、
日本に隠元豆の栽培をもたらした僧で、延宝元年(1673年)に82歳で入寂している。
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